羽根木公園(梅)

2月14日、午後から曇りという予報が良い方へ裏切られ、麗らかな日差しの中の花散歩となりました。
羽根木公園は、小田急線の「梅が丘」駅から徒歩5分のところにある、総合公園です。
坂の上にあるグランドへ続く、斜面に日当たりの良い梅園が広がっています。住宅街の一角とは思えない開放感。
駅から近いとあって、たくさんの方たちが、寄り道をされていました。

梅園はちょうど見頃を迎えたころ。どこから巡って良いのかちと迷ってしまった。
年配者の方たちが多いので、邪魔にならないよう坂を登ったり下りたり…。
「白加賀」が、見頃の梅の大半を占めていて、園全体が白い靄がかかったような感じ…、になるんだろうな。
残念なことに昨年大幅な剪定を行ったようで、枝が短いため花がいっぱいについていてもスカスカな印象。
梅の花自体は綺麗なのに、なんか物足りなかったかな( ̄▽ ̄;;
頑張って園内の通路を一周。青空バックにいっぱい梅の花の写真が撮れた。
1時間ほどの良い運動ができ、満足して帰宅。

一つの問題を除けば…。

1月は仕事が忙しくて、カメラのピントが合わなくなったスマホをなかなか修理に出せず、2月の頭にやっと最寄駅のauショップに行くことができた。
平日のほうが空いているだろうと思ったのだが、故障しているのが確認され、受付の順番を待つよう言い渡されてから、1時間半後やっと修理の手続きが開始。
身分証明書を提示し、契約状態を確認した後、言い渡されたのが、修理中の代替え品がないので、依頼は受けられないという冷たい返事だった。
いつ代用品ができるのかと聞けば、分からないとの返事。
では、代用品ができたら連絡をもらえないかと尋ねれば、連絡用の電話番号は個人情報だから預かることはできないと言われた。
別に個人的に預かるわけじゃないだろ。すでに顧客情報を握っているじゃないか。なのになぜ? 単に面倒だから、受けないように言い渡されているとしか思えなかった。
代用品が出るまで通うしかないのか? 代用品があるか確認するまでまた1時間半待たせる気か?
じゃあ、代用品がある店を探してくれと頼めば、店同士の連絡は取ることはできません。と、開き直られた。
手数料を払えば、すぐに新品と交換することが可能らしい。なんのために、保守料金を支払っているのやら…。
おまけに修理には数か月かかるとものたまわれた。

この寒空の下、代用品を求めて、他のショップを巡れというのか? 交通費どうしてくれるんだよ。
翌日サポートセンターに電話し、苦情を申し立た。ショップでは、ほとんど聞かなかったお詫びの言葉を連呼された。
連呼されたけど、どうなるもんでもなく、結局金払って新品と交換してもらうことになった。
さらに翌日、ヤマトが配達に来たが、梱包の箱の横っ腹に、拳大のでかい穴が開いていた。
梱包箱破損時は配達不可。精密機器につき取扱注意の但し書きは何のためにあるのやら。配達員があまりのひどさに自主的に持ち帰った。
再びサービスセンターに連絡。引き取りを拒否したと取られ、上司から連絡させますと言われた。
もう、ここまで来ると、文句を言う気力も失せ、上司なんてどうでもいいから、再配達の手続きを取ってくれよ。と、叫びたくなった。
で、待っていると、大したお詫びの言葉もなく、再配達の手続きを取らせてもらうという返事だけだった。
何で、上司に回したんだよ? ただ、時間食っただけだった。

壊れたスマホを、すったもんだの末、新品と交換。その新品に、データ移行し、SIMを挿入したら、なかなか読み込んでくれなかった。
何度か入れ直していたら、やっと繋がった。と思いきや、操作確認している途中で、何もいじっていないのに、SIMが外されたとメッセージが出て、強制終了。
再度入れ直しを繰り返し、何とか落ち着いたので、数日様子見。安定したようだったので一安心。した矢先…。
その新品で梅を撮影、カメラの調子を確かめようと取り出したら、再び警告メッセージが出て、強制終了。
SDカードを出し入れしたら復活したが、またいつ同じ症状が出るか不安になり、三度サービスセンターへ連絡。
試用期間を1週間延長してもらった。念のため、ショップで検査してもらうよう言われ、仕方なく仕事場近くのショップへ。
小さなショップだったので、お客が少なく、すぐに見てもらえた。SIMを交換してもらい、また様子見。
10日経っても、例の症状が出なかったので、壊れたスマホを返却した。

小指の爪より小さなSIMの扱いには注意が必要だから、ショップで慣れた店員に交換してもらいたかったんだよね。
だからショップに、修理依頼に行ったのにさあ…。
自力交換になって、失敗して、結局またショップに行く羽目になるという、情けない経過を辿ることになった。
ついてない時は、どこまでもついていないというお話でした( ̄▽ ̄;;
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2017年初散歩 見沼グリーンセンター~大宮公園

年末の大掃除で消耗した体力も三が日で何とか回復した1月4日、新年初散歩に出かけました。
仕事始めの方たちに少しだけ遠慮して、10時半過ぎに湘南新宿ライン宇都宮行きに乗車。大宮駅の一つ先、宇都宮線の土呂駅で下車。
駅を出たら、まっすぐ歩くだけ。と突き進んでいたら、横断歩道が消えかけた交差点に着いた。塗り直してないのかと渡ってしまってから気が付いた。
陸橋があったのね。良く見れば陸橋の利用を促す看板があったです。
渡っちゃまずかったかと焦ったけど、渡ってからすれ違った人たちも陸橋を利用していなかった。
安全を図るなら、ガードレールとかで渡れないようにしないと、知っていてもお年寄りは階段が面倒だから直進するだろう。
交通安全って難しいと、最近つくづく思うわ。

15分ほどで、「市民の森・見沼グリーンセンター」に到着。
道路の反対側には、風車のある「見晴公園」。東武野田線から眺めることができます。
桜で有名ですが、混雑が嫌いなので、敢えて冬場、見沼グリーンセンター内にある「展示温室」を見に出かけたわけなのですが…。
ホームページで休館日をチェックしたら正月三日間は休館とあっただけだったのに…。
なんと、温室は、休館明けの点検整備で臨時休館であった。
新年初っ端から出鼻をくじかれた。2017年の花散歩に暗雲が立ち込めなければいいんですけど。なんか心配になる出だし。
仕方ないから帰るか?
しかし、これでは運動不足の解消にはならない。ふと、大宮公園まで歩いてみようかと思いついた。徒歩で30分ほどの所にあるはず。

まずは、風車を撮り、見沼代用水路に沿って、野田線の向こうに見える野球場のような建物を目指してせっせと歩いた。
途中で、野良猫たちに遭遇。そのうちの一匹が人懐っこく寄ってきた。
写真を撮らせてねとよく見れば、左耳は噛み千切られ、歯槽膿漏で歯が抜け落ち、辛うじて残っていた牙も折れていた。痩せて痛々しい姿。
一生懸命餌をねだる姿に、涙がこぼれそうになった。近い将来の自分の姿を見たような気がしたからだ。
何もしてやれない自分が情けなかった。寂しげな後姿を振り切るようにして先へと進んだ。

見沼代用水西縁沿いの遊歩道は、整備されていて歩きやすかった。
このまま調子よく辿りつけるかと思ったら、野田線にぶち当たり、遊歩道分断。迂回を余儀なくされてしまった。
宇都宮線のほうへ歩いていたら、野田線の大宮公園駅への看板を見つけ、駅を目指し人たちと一緒にそちらへ。
野田線を越えたところで、一人駅方向と逆行。再び用水路を見つけることができてほっ。こちら側に迂回路の説明看板あり。反対側にあったかな?
用水路沿いに再び歩き、市営大宮球場へ。
球場のある大和田公園を横目に、用水路沿いを歩き、ついに大宮第二公園に到着。45分ほどかかったかな。休憩できる場所を求めて、園内へ。
広い駐車場があって、道路は駐車場へ入ろうとする車で混雑していた。
大宮公園ってそんなに人気があるの?と、思いつつ梅園へ。早咲きの梅が数本が5分ほど花をつけてました。
爺様が、でかいレンズのカメラで、背の低い梅の木を独り占めしていたので、わざと声を掛け、割り込んでみた。
まるで自分の木のような返事に呆れたわ。ほんの少しの時間譲ることもできんのか! 日本がダメになるわけだわ。

梅園に隣接する日本庭園のあずまやで暫し休憩。
第二大宮公園を一周するつもりで再び歩き始めたが、家族連れがたくさんいらして混雑に閉口。
只の草原に見える広い菖蒲田の木道を渡って、大宮公園に続く歩道を探した。看板で何度も確認しつつ、また見沼用水路へ。
大宮第三公園もあるんだけど、昼を過ぎてしまっていたので、こちらの散策は諦めた。
多目的広場も駐車場と化していた。なんでこんなに混んでいるんだろうか?
多目的広場の通路に、見頃の赤い花の梅があったので、スマホでも写真を撮っておこうとしたが、なぜかピントが合わず断念。
買って1年たったばかりだったので、壊れたとは思わず、操作方法を間違えたのかとこのときは思っていた。が、後でとんでもないことになった。
今年は波乱の年だぞ( ̄▽ ̄;;

大宮公園へと続く遊歩道は、すれ違うのもやっとの人波。そこで、耳にした言葉でやっと気づいた。
大宮公園の端には氷川神社があるのだ。皆さん、参拝のため公園の駐車場を利用してたんですな。少々遠くても無料だからねえ。
氷川神社へ向かう家族連れに混じって、第二大宮公園から連絡通路を渡り、大宮公園へ。
入ってすぐに、大宮競輪場があった。特別に一般開放されていた。こんな時でないと競輪場を見学する機会はないだろう。
無料という看板に惹かれて中へ。広いトラックを金網越しに見てきた。ガラス張りの休憩室にも特別に入れたが、なぜか気乗りがしなくてパス。
今思うと覗いて来ればよかったと後悔( ̄▽ ̄;;
競輪場を出ると、県営野球場とサッカースタジアムがあり、その前の広場にバス停があった。
かなり歩いて疲れはじめていたので、バスに乗って帰ろうかと、ちょっと迷った。が、やっぱり大宮公園も歩いてから、大宮駅へ出ようと決心。
家族連れに混じって、競輪場と野球場の間の細い道を歩いて、氷川神社の裏手に広がる自由広場へ。

広場の片隅には、小動物園があります。小さな子供連れで賑わっていました。
珍しい猿さんたちが人気。ハイエナって意外にかわいい顔してるんですな。カピバラは相変わらず寝てばかりいました。
一番の広さを誇るバードサンクチュアリは、鳥インフルエンザの影響で、散策禁止。鳥インフル何とかならないもんでしょうかねえ?
金網越しに鳥観察園を眺め、フクロウの仲間をカメラに収め、園内一周。
目的を果たしたから公園を出ようとしたけど、氷川神社へ出る歩道が分からずウロウロ。正月の出店に心惹かれてたからかな(爆)
やっと、氷川神社へ出てみると、山門前はすごい人出。お手水舎の前は長蛇の列がいくつも。すぐに参拝は断念。参道を目指した。
参道は、出店が両側を埋め、誘惑されまくり。お腹も空き始めていたので、お土産にとヒルゼン焼きそばなるものに手を出してしまった。
他の焼きそばはメガ盛りで、ケースの蓋が閉まらない。それに比べると、量が普通だったから挑戦してみた。
目玉焼き乗せを選択。帰宅してから食べた。味は悪くなかったが、具がほとんどなく物足りなかった。
どこがヒルゼン焼きそばなのか良く分からなかったし…。出店はやっぱり駄目だね。

鳥居を抜けた後、大宮駅への近道を進む人波を避けて、広い歩道のようなの氷川緑地を通り、駅前の大通りへ出て帰宅。
目的地は変わってしまったけど、3時間たっぷり歩き良い運動はできた。
今年は、悪いことと良いことが背中合わせでやってくる、変動の年なのかも。という、一年を暗示する初花散歩となりました。

東京国立博物館 秋の庭園解放

11月の旅行からやっと体力が回復した、12月2日。
予てから覗いてみたかった、東京国立博物館の裏手にある日本庭園へ行ってきました。
茶室の利用を除き、普段は入ることができません。春と秋の2回だけ一般公開されるのです。
庭園を見るだけなのに、博物館への入館料を払うのがなんか納得できないんですが…。果たして620円分の価値はあるのか?

上野公園も紅葉が見頃を迎え、たくさんの人たちがスマホを掲げてました。
平日でも、東京国立博物館は、人が多い。
本館の裏手に広がる庭園への入り口は分かりづらく、知る人ぞ知るといった感じなんだけれど、博物館のファンの人っていっぱいいるんだね。
歩けないほどじゃないけど、撮影のアングルに悩む人出でした。
14時頃着いたのだが、時間帯の選択を失敗しましたね。本館の影になって、陽射しが届かない。おまけに頭上を覆う大木が多く薄暗い庭園。
紅葉を綺麗に撮るには、夕方の日差しが必須なのに…。
庭園内には、五棟ほどの茶室や書院、居室が移築されています。庵と紅葉のコラボを狙ってみたけど、うまくいかなかったです。がっくし。

春草蘆、転合庵、六窓庵と茶室を巡り、東京赤坂の九条邸にあったという九条館へ。
この建物の周辺のもみじが見頃で、嬉しくなって撮影場所を求めて裏手へと歩いて行ったら…。
目が腐るんじゃないかという、嫌なものを目撃してしまった。
真昼間から、公共の場で、ディープキスしてるやつらって、バカ以外にはない。汚いもん見ちまったぜ。場所を選べよ。
おまけに、中年カップルと来た。
キョロキョロと辺りをうかがう初老の男はやけに冷めた目をしていて、反対に相手のおばさんは、固く目をつぶっていちずにキスを求めていた。
瞬間、恋愛に縁遠かった寂しい女が、女の金目当てで優しい言葉をかけてきた男に、すっかり逆上せ上っているドラマの一シーンを連想しちゃったよ。
害した気分を、見頃のもみじが癒してくれました。
丸山応挙由来の応挙館の銀杏も綺麗でした。たくさんの方がカメラ向けてました。裏手へと歩いて行った人たちは何を思ったかな( ̄▽ ̄;;

本館のちょうど裏側には池があって、ベンチではお茶を飲みつつ、休憩がてら周辺の紅葉を楽しんでいる方たちが多かった。
コーヒーを販売する車の屋台があった。ベンチが空いていたら、コーヒーを飲みたかったな。
池の鴨さんたちを数枚撮影してから、案内を見直したら、東側の入り口付近に五重塔があるのを見落としていたことに気づいた。
徳川綱吉ゆかりのモノらしいけど、可愛らしいものであまり威厳は感じなかった。見落としたわけだ。
池へ引き返して、平成館側の入り口から退出。
出たところで、西日に煌めくモミジを見つけ、撮影にチャレンジ。喫煙所の側だったので、あまり粘れず残念でした。
平成館の前の水辺で流れのきらめきを懲りずに撮ってから、黒門へ。

表慶館と黒門の側に立派な銀杏の木があって、暫し撮影に夢中になってしまった。16時近かったので、陽射し不足で満足いくものは撮れなかったけど。
諦めて、博物館を後にして、上野公園へ戻った。国立科学博物館前から東京文化会館裏手の道は、銀杏が見頃を迎えてました。
寛永寺清水観音堂と紅葉を撮影しようとして失敗。都会のもみじは近めがダメだね。枯れ枯れだから。
西郷像がある広場の一角、観音堂の向かいには十月桜が咲いていて、こちらも人気でした。
陽射しがかなり傾き、肌寒くなってきたのと、休憩がしたくなったので、上野公園を出てバスに乗った。
それなりに楽しめたんだけど…。例のものさえ見なければ、良い散歩だったのになあ。
年末年始は、仕事が忙しいので、これが最初で最後の紅葉散歩になりました。

秋の保養所巡りの旅(三日目後編)

新宮市を出たバスは、熊野灘を横目に熊野街道を進み、那智へ。今度は那智川を遡って熊野古道を目指します。
一部紅葉の綺麗な場所がありましたが、車窓からなので、撮影できず(泣)
日課の午後の昼寝時間になっていたので、ちとウトウトしてたら曲がりくねった山道の途中で、バスが停車。
他にも観光バスが狭い車道に止まっていて、観光客と思しき人たちが歩道を登って行くのを見て、熊野古道の大門坂に着いたことに気付いた。
ぼうっとしていたため、滞在時間20分しか聞き取れなかった。扇を模したような大門坂と表示された大きな看板があったので、とりあえずそこへ行ってみた。
大門坂は、夫婦杉が有名。どこにだろうと、上にも下にも延々と続く階段と石畳の道を眺めてみたが、何も案内がない。
確かここは熊野古道の三分の一ほどの所のはず。同じバスの方たちが階段を登って行くのを見て、思わず声かけちゃった。
どうやら、ちゃんとした案内がなかったらしい。このまま階段を上って、那智の滝まで歩いていくと思っている人もいらした。
顔見知りになったご夫婦は、ガイド付きのグループについて階段を下りていたが、ご主人の膝を心配された奥様が、どこまで行っていいのか不安になられていたので、滞在時間20分では、バスへ戻れなくなるかもと、またつい口を挟んでしまった( ̄▽ ̄;;
お昼の時一緒のテーブルだった女性の方は、大変元気な方で、夫婦杉を見に片道10分の階段を往復されたそうだ。
階段が苦手な自分は、階段を眺めただけですぐ諦めちゃいました(爆)
皆さん早目にバスへ戻っていらっしゃいましたな。

バスは、山道を登り、那智の滝の駐車場に到着。
でかい鳥居を抜けたら、すぐ那智の滝が見えるのかと思って石畳を歩いて行ったら、下る階段が延々と…。
コンクリートで規則正しく作られた階段ではなく、形も大きさも違う石が置かれた石段は、飛び石のようでとても降りずらかった。年寄りには登りより下りのほうが膝にくるんです。勢いつけると、転げ落ちそうな…。帰りはこの階段を登るのかと思うと血の気が引いた。往復30分で本当に戻ってこられるのだろうか?
途中、60代と30代の母と娘さんを追い越した。娘さんは、とても体格の良い方で、身長もあるけど体重もかなり。同じく膝にくるらしくゆっくりと降りていらした。ひょうきん者は仲間を見つけて嬉しくなって、ご挨拶( ̄▽ ̄;;
やっと下に辿りつき、那智の滝を見上げた時は、思わず感動。滝が立派というより、ここに神社を作った人の苦労を想像してだった。
息が少し整ったところで、「那智の滝拝所」への無料入場券がついていたので、一枚ぐらいは利用してみようと行って見た。
滝に近づくということは、山肌を登るということ。見晴らし台に着いたときはヒイヒイ言ってました。
撮影を口実に休憩していたら、帰り道、またあの母娘と一緒になった。仲睦まじい親子旅を邪魔してはいけないので、少し先を歩いた。
この先にある、那智大社を参拝する体力が残っているだろうか?
不安になっていたら、夫婦連れのご主人がダメだったら下から拝んどきゃいいさ、と慰めてくださった( ̄▽ ̄;;
この先の階段の上り下りを考え、貴重品だけをリュックに詰め直し、不用品を車内へ置いていこうと荷物整理。

さらに山道をバスは登り、熊野大社を遠くに見上げる熊野交通の駐車場に到着。
ここでは、熊野交通の方がいらして、お土産物センターへ案内を。そのお店の女性が大社へと続く階段(参道)の下まで連れて行ってくれた。
上り下りの助けにと杖を勧めていたが、杖は使い方を間違えるとかえって疲れるし荷物にもなるので、遠慮した。
背負っているリュックを軽くしたので、元気な女性の方の後をついていこうと頑張ったが、トイレに行きたくなって断念。
トイレの先に郵便局があって、記念切手を買っている人がいるかなあと思って階段を登っていたら、荷物の量を減らしたのにもかかわらずやっぱりすぐ息切れ。後ろを振り向いたら、例のご夫婦連れを発見。自分が最後かと思っていたのでちとほっとした。ご主人の膝を心配して声を掛けたら、郵便局に寄っていたそうな。
お店の女性が、那智大社と青岸渡寺は上でつながっているが、途中分かれ道があり、どちらを先にめぐるか選ぶ必要があると教えてくれた。
あちこち巡っていると、この分かれ道に良く惑わされる。慎重に階段を登っていたら、大きな案内看板にぶち当たった。表参道とある矢印は右手をさしていた。左手は土産物屋。店の前を細い道が上へと続いていた。
看板があるからここが分かれ道と思った人が多かったようだ。店の裏手へと続いているような細い道を突き進む方たち。まあ、行きつけないこともないだろうが…。看板の矢印の上には大社と寺の両方の名が書いてある。つまりここは分かれ道ではなく、迷わず右手へ行けよと書いてあるのだ。
良く見ればわかるのだが、滞在時間が1時間ほどしかないので、長い階段に気が焦るのだろう。勘違いする人が多く、またもや、お節介を焼いてしまった( ̄▽ ̄;;

やっと、本来の分かれ道に到着。どちらを先に参拝するかでちょっぴり悩んだ。で、階段が少なさそうな青岸渡寺を先に選んだが、社殿が立つ位置はほぼ同じだから、登る階段に差はなかったです。ぐすん。
普通の方は、15分ほどで登りきるらしいですけど、途中トイレに寄ったこともあって、30分近くかかってしまった。
足は重たかったけど、体力的にはまだ少し余裕はあった。が、脳内はエネルギー切れ寸前。西国一番札所の青岸渡寺にたどり着いた時には、もう何も考えられなくなってました。何とか参拝したけど、何を願ったか覚えてません( ̄▽ ̄;;
境内から滝が見えることだけは、下調べの記憶が残っていたので、見晴らし台を見つけて何とか写真を撮ることができた。
ちなみに、青岸渡寺での記念品は、ご詠歌が書かれた短冊でした。
残り時間あと20分ちょっと。急いで熊野那智大社本殿へ向かうため、小さな山門をくぐった。
本殿の前は、たくさんの参拝客で溢れていた。隙間をぬって参拝。ここでの記憶も残っていない。なのに、記念品だけはちゃっかり忘れずにもらってきた( ̄▽ ̄)
記念品は、熊野交通祈願の道中手形を模したような道中安全の木札でした。

どうにかこうにか、観光地を巡ることができたと安堵したら、もう何もかもどうでも良くなってしまい、時間も残り少なかったので、境内をあまり見ずに、大きな朱塗りの鳥居をくぐって、階段を下りてしまった。
バスに戻って、写真を確認したら、あまりの写真の少なさに唖然となってしまいましたわ。余裕失くしてましたね。
階段の途中でガイド付きの団体さんとすれ違った。その時小耳にはさんだ二の鳥居までの階段数が、470段。ちとびっくり。千段は登った気になってたもので(爆)
膝を笑わせつつ降りて行ったら、土産物屋さんを覗いているあの元気な女性と遭遇。一緒に土産物センターへ。
センターで最後の記念品を頂いた。懐かしい味のする素朴な那智飴でした。何かお土産を店内を一周してみたが、ピンとくるものがなくてバスへ戻った。
帰りは早かったらしく、出発時間まで10分近く残ってました。

すべての見学を終えたバスは、那智勝浦駅へ。
記念品がいっぱいで、荷物整理に時間を食ってしまい、降車する同乗客を見送ることに。
お知り合いになった方たちに、目があったら軽く挨拶をしようかなと思っていたら、なんとあちらからお別れの挨拶を皆さんがしてくださった。
良い旅の締めくくりができて、とても嬉しかったです。
さて、帰りの電車「南紀8号」の発車時間は、17時11分。2時間以上ある待ち時間をどう過ごすか。
まずは、車内で食べる夕飯のお弁当を確保せねば。下調べでは、駅弁を売っているお店は16時には店を閉めてしまうらしい。
運良く最後のお弁当をゲットすることができた。後は、お土産を買ったら、喫茶店を探してお茶して過ごそうとバス案内所の前を通りかかったら、例の元気な女性と遭遇。
女性は、宿泊ホテルがある新宮へバスで戻るつもりだったが、この時間帯は帰宅ラッシュで渋滞すると聞き、電車にしようか迷っている様子だった。電車だと、出発まで2時間近く待たねばならない。バスでも電車でもホテルまで2時間近くかかるわけだ。
バスの時間まで30分ほどあったので、一緒に土産物を物色。
買い物をしているうちに、自分が2時間後の電車に乗ることを知って、電車で帰ることに変更。お茶に付き合ってくださることになった。
観光バスの中から見えた喫茶店を探して落ち着いた。お店のママ手作りのシフォンケーキで一日の労をねぎらった。美味しかったです。
老後の不安から税金の無駄遣いについて話が盛り上がったりして( ̄▽ ̄;;
おかげであっという間に待ち時間が過ぎ、名残惜しかったけど、それぞれの電車に乗るため、駅でお別れ。良い時間つぶしができて助かりました。

JRワイドビュー南紀8号に乗って、名古屋まで約2時間40分。
のんびり寝て帰ろうかと思ったが、体は疲れているのに脳が興奮状態で、ただぼぉうとして過ごした。
19時ごろ、駅弁で夕飯。東京駅なんかで売っているような華やかなものではなくて、家庭の味のするお弁当でした。材料にお金はかけてなくても、味が良ければそれで満足。美味しかったです。
名古屋駅で、21時7分発ののぞみ422号に乗り換え、22時50分東京駅に到着。
週末の新幹線は、仕事帰りでしょうかサラリーマンの酔っ払いで満席でした。仕事を終えて一杯やりたい気持ちはわかるけど、酒が苦手な人間には苦痛の二文字。こういう時の一人旅はつらい。
日付が変わるギリギリに帰宅。あれこれ片付けてから就寝。翌日はダラダラして過ごしたことは言うまでもありませぬ。

急ぎ足で巡った三日間でしたが、良い思い出ができました。
で、風呂上りに手足を見てびっくり。赤い虫刺されが数か所。ダニに食われたか? 一体どこで拾ってきてしまったんだろうか?
かゆみが治まった後日、旅で履いていたジーパンを洗濯したら、また腕が食われていた。
初めは、那智勝浦の安宿の布団が原因かと思っていたけど、ジーパンが原因となると、乗り物のシートが元凶かも。
思わぬ旅の土産でした( ̄▽ ̄;;

秋の保養所巡りの旅(三日目前編)

先週の水曜日、右手小指を強打してしまい、しばらくキーボードが叩けませんでした(泣)
日記が溜まる一方です。いつ追いつけるのやら…。まだ、完治していませんが、頑張りますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
さて、続きです。


秋の旅最終日。11月18日(金)

一番端の部屋だったため、ボイラーが隣接していたらしい。眠れないので6時前に起床。身支度をしてから、朝日が昇るのを窓から眺めつつ時間つぶし。
明るくなってからは、「那智の滝」が見えるとあったので、望遠レンズを使って滝探し。山の中腹に細い筋を見つけ撮影。今日の観光の目的地の一つだ。結構、山の中にあるんですね。
7時少し前に食堂に降り、朝食の合図を待った。ここの朝食の目玉は、好みの魚等の干物の切り身を席であぶって食べられること。色々種類を楽しめるようにという配慮からなのか、切り身は一口大。一切れでは物足りなくて、山盛りに取っている人が多かった。焼き魚も美味しかったけど、自分的には、小さな蒸し器で食べる温野菜のほうが良かったかな。

食休みを少しした後、8時前にチェックアウト。青空に花を咲かせているダリアの写真を撮ったりしながら、駅へ。
駅の脇にある熊野交通で、ネットからプリントアウトした割引券を利用して、観光バス「熊野三山めぐりコース」のチケット購入。
待合所がお客さんでいっぱいだったので、出発時間まで、近くのお土産屋さんを覗いて時間つぶし。
待合所のお客さんのほとんどは、路線バスで観光地に向かう方だった。観光バスに乗り込んだ時は、あまり人がいなかったけど、出発時間ぎりぎりにグループ客が数組乗り込んできて、バスの半分以上の席が埋まった。
何気なく左側に座ってしまったら、あまり景色が良くなかった。ので、他のお客が右側に移動、バスが傾くんじゃないかと心配になった。自分は帰りに期待して、そのまま座ってました。右側に移動したくなかったともいえる。後ろの席の夫婦の奥さんがおしゃべりな方で、煩かったのだ( ̄▽ ̄;;
ビデオでの観光案内に対して、知ったかぶりで喋り捲るので、ちとイラリと来たが、気にしないのを心がけた。

新宮市を抜け、熊野川をさかのぼり、ウォータージェット船で瀞峡巡りが楽しめる発着場でもあるドライブイン「瀞峡めぐりの里」でトイレ休憩した後、観光バスは山の中へ。三つの温泉地を抜け、最初の観光地「熊野本宮大社」の広い駐車場に到着。
本宮大社での滞在時間は、約50分。大鳥居の奥に続く長い石段を見た途端、時間内にどれだけ参拝できるのか心配になった。
焦っても苦手な階段だけはどうにもならない。年配の方たちがどんどん行くのを眺めつつマイペースで登るしかなかった。
最後のほうになってしまったので、焦って社門をくぐってしまったのがいけなかった。手前にある参拝の手引きが書かれた看板も、事前にチェック用にプリントアウトしておいた資料のこともすっかり頭から抜け落ちていた。
そのため、四つもある神殿の参拝順序が分からなくなり、他の人にくっついて参拝。脇にこじんまりとある小さな社の満山社を拝んで、社門を出たところにある社務所で、参拝の記念品を受け取った後で、参拝の仕方が誤りだったことに気付いた次第。慌ててもう一度参拝し直し。
これじゃご利益は期待できないですね( ̄▽ ̄;; ちなみに記念品は、木の夫婦箸でした。
八咫烏の幟がはためく拝殿を眺めてから、階段を下りて行ったら、あの騒がしい奥様が、記念品のことを忘れていて階段を2往復しちゃったわよと、旦那さんに愚痴っていた。知ったかぶりは損をします。気を付けましょう( ̄▽ ̄)
大鳥居の写真を撮り終わったら、20分ほど時間があったので、少し離れたところにある大斎原(かつて熊野本宮大社があった地)にそびえる日本一の大鳥居を見に行った。田んぼに落ちる影の長さもすごかった。
伊邪那美命の荒御魂がお祀りされている産田社も参拝して、駐車場に戻ったらまだ5分ほど時間が残っていた。ほっ、置いてかれちゃ大変だものね。

再び、「瀞峡めぐりの里」に戻り、団体レストランで昼食タイム。食事代もコース料金に含まれているのです。写真のイメージ画像に比べると、品数は同じだけど、料理は格落ちしていたような。握り飯を菜っ葉で包んだのが美味しかったです。
店の方の案内で、一人旅の初老の男性と、年齢が近そうな女性と一緒になった。連れがいない者同士、黙って食べていてもつまらないので、お近づきの印にお茶なんぞを注いでみた。旅は道連れ仲良くしたほうが楽しいですものね。
食後は、建物の外にあるモニュメントを撮影。2011年の台風12号により熊野川が氾濫時、以前の建物は喪失、再建したときに復興の記念碑として建てられたそうな。水位最高到達地点は9メートルに達したそうで、建物の2階よりも高いところにそれが示されている。濁流の中、ジェット船を守り抜いたそうで、その努力と苦労は想像もつかなかった。近くにあった民家は流されなかったんだろうか? 改めて、自然災害の恐ろしさを感じたですよ。
写真を撮っていたら、例の奥様があるいていらしたので、勇気を出して話しかけてみた。袖振り合うも…、ってやつです。
知り合いになってしまった方が、有利になることもある。おしゃべり好きな奥様は、ちょっと警戒しつつも話に応じてくださった。
気さくな方で良かったです。

食後休憩の後、バスは熊野川(新宮川水系)沿いを戻って、新宮駅へ。行きに撮れなかった熊野川流域の撮影に勤しむことができました。
新宮駅では、午後の観光ルートに加わる、「熊野古道大門坂と那智山めぐりコース」のお客さんを乗せるため。
車窓から見えた、新宮城跡とか、徐福公園など、寄ってみたかったなあ。
二つ目の観光地は、熊野速玉大社。

haya5.jpg

鳥居を通り過ぎて、駐車場に停車。熊野神宝館の脇から神門に出る。神宝館の入館券がチケットについているのでお得です。
が、滞在時間20分では、じっくり見ることはできないから、パス。
それより、ちゃんと鳥居をくぐって参拝しようと、一人逆方向へ。鳥居を撮影してから、神門をくぐって拝殿へ。
流れを変えたので、増えた同乗の観光客をあまり意識せず、参拝することができた。
ここでの参拝記念品は、滞在時間が短いため、運転手さんがまとめて受け取り、車内で配ってくれた。金銀の鈴が2個付いた「御縁鈴」でした。

後編へ続く。